・PSMA-PET
保険診療ではないが前立腺がんの特異的膜抗原PSMAをGaに標的。 鑑別画問題となるのは、神経節、尿排泄像、椎体血管腫、線維性異形成、骨折,骨髄炎,骨再生変化。 ・ソマトスタチン受容体PET(保険診療ではないが内用療法が始まり注目) 高分化NET、PMTが病変代表。他に、淡明細胞腎癌、子宮筋腫、髄膜腫、血管芽腫、多形腺腫、骨髄腫形質細胞腫、内軟骨腫。サルコイドーシス、動脈硬化プラーク、炎症、骨折、splenosisなどに集積。 (他は核やPETの専門医試験の勉強や復習に役立ちそう。よくまとまってます。今後試験受ける人は必須ではないでしょうか。)2024年5月18日土曜日
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【臨床画像2025年増刊 感染症の画像診断】 髄膜炎 ・細菌性髄膜炎:免疫能が比較的発達していない小児や高齢者に。肺炎球菌に治療中に脳梗塞を合併することが知れられている ・ウイルス性髄膜炎:多くの場合画像所見を認めない ・亜急性髄膜炎は1-2週で受診が多く、結核性真菌性など。 ...
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前立腺癌の最近のpitfall PI-PADS 2.1評価が前提。 『cribriform pattern(篩状構造)』 『IDC-P(既存の前立腺導管内に腫瘍増殖)』の前立腺癌は MRIでT2WI高信号化しやすいので、注意。 臨床放射線2023.12増刊号より 『見逃す...
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早期神経梅毒 ・第一期(早期)梅毒、第二期梅毒(早期)梅毒、潜伏梅毒、第三期(晩期)梅毒と、進行する。 ・神経梅毒は、第三期梅毒での脳実質を侵す進行麻痺や脊髄瘻が有名。 ・しかし、感染直後から中枢神経に浸潤するので、早期からも症状が起こりうる。 ・第一期第二期梅毒の25-6...
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頚部の神経鞘腫 ・頭蓋内の傍突起神経膠細胞は、頭蓋外で神経鞘であるSchwann細胞に移行するが、このSchwann細胞から発生。そのため、頭蓋内外の移行部~末梢神経に発生。 なお、神経線維腫はシュワン細胞のみならず、神経周膜細胞や線維芽細胞に類似した細胞がいりまじった腫瘍 ...
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