前立腺癌の最近のpitfall
PI-PADS 2.1評価が前提。 『cribriform pattern(篩状構造)』 『IDC-P(既存の前立腺導管内に腫瘍増殖)』の前立腺癌は MRIでT2WI高信号化しやすいので、注意。臨床放射線2023.12増刊号より
『見逃すリスクとして、悪性度が高いこと』
『T2WIで高信号を呈する高悪性の前立腺癌が存在するという認識と、拡散制限検出不良というリスクを考慮し、ダイナミック撮影を省略しない』と。
画像診断2020.5より
「IDC-Pは高悪性度の浸潤癌成分が’逆行性進展’した状態で、乳癌のDCISとは異なり予後不良な進行癌の病態を表現」
「現行のPI-RADSではIDC-P/cribriformを含む予後不良な前立腺癌が検出困難な症例を多数含む」
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