画像診断2025.8 から頸部メモ
・術後上顎嚢胞は眼窩下管との位置関係重要 ・頭蓋内進展は、硬膜の造影効果の厚み(2-5mm)の肥厚、結節状肥厚、T2WIで骨膜を示唆する線状低信号消失。脳浮腫は実質への浸潤。 ・真珠腫の浸潤は、外側半規管では欠損長3.65mm、角度71.6°。 硬膜では、頭蓋底欠損がカットオフ値2.99mm。 ・反回神経浸潤は、気管食道溝進展、腫瘍辺縁の25%以上が甲状腺後方被膜に接する、声帯などの反回神経麻痺所見。 ・気管MRI浸潤は、T2WI低信号の気管軟骨、高信号の気管粘膜/粘膜下組織の断裂をみる。2025年9月29日月曜日
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画像診断 2025.7 (呼吸器特集)からメモ ・Degloving injury:大腿直筋の羽状筋成分が内外に分離するような損傷 ・PSA再発/生化学的再発:根治的全摘後では持続的に0.2ng/ml以上、根治的RT後は最低値から2.0以上の上昇で ・肺癌:臓側胸膜浸潤T2、壁側...
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前立腺癌の最近のpitfall PI-PADS 2.1評価が前提。 『cribriform pattern(篩状構造)』 『IDC-P(既存の前立腺導管内に腫瘍増殖)』の前立腺癌は MRIでT2WI高信号化しやすいので、注意。 臨床放射線2023.12増刊号より 『見逃す...
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早期神経梅毒 ・第一期(早期)梅毒、第二期梅毒(早期)梅毒、潜伏梅毒、第三期(晩期)梅毒と、進行する。 ・神経梅毒は、第三期梅毒での脳実質を侵す進行麻痺や脊髄瘻が有名。 ・しかし、感染直後から中枢神経に浸潤するので、早期からも症状が起こりうる。 ・第一期第二期梅毒の25-6...
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頚部の神経鞘腫 ・頭蓋内の傍突起神経膠細胞は、頭蓋外で神経鞘であるSchwann細胞に移行するが、このSchwann細胞から発生。そのため、頭蓋内外の移行部~末梢神経に発生。 なお、神経線維腫はシュワン細胞のみならず、神経周膜細胞や線維芽細胞に類似した細胞がいりまじった腫瘍 ...
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