前半副鼻腔。普段から比較的読むとこなので、復習多し。後半COVID-19関連。
・アレルギー性ムチンは。AFRSと好酸球性副鼻腔炎で見られるが、前者は片側性が多い。・鼻腔発生の血管腫の多くは化膿性肉芽腫(=小葉性毛細血管腫)で、様々な刺激による反応性毛細血管増殖。下鼻甲介先端に好発。
(血瘤腫とは別)
・腺様嚢胞癌の特徴をもつHPV関連副鼻癌は、最近認識された稀な組織型。病理的に似るが、頭蓋内や神経周囲進展の頻度は低いとされる。
・内反性乳頭腫の悪性転化は、円柱状脳回様パターンの不明瞭化とADC低下に注目。なおその場合は扁平上皮癌として扱う。
・COVID-19ワクチン関連心筋炎心膜炎は、10-20代若年男性に多い(4-33例/100万回接種)。まずは心エコー、心MRIは症状出現後2-3週以内に感度良く、壁運動低下や心嚢水、心筋浮腫。
・ワクチン後のPETでの腋窩リンパ節集積は、接種後2カ月以上経ってもみられることがある。
0 件のコメント:
コメントを投稿