2024年5月18日土曜日

臨床画像2023.9 メモ

前半RFAの適応拡大の話。

・術者はIVR学会のeラーニングを受ける。今まで肝悪性腫瘍のみだったが、新たに小径腎悪性腫瘍、肺悪性腫瘍、類骨骨腫、骨盤内悪性腫瘍、悪性骨腫瘍、四肢胸腔内腹腔内の軟部腫瘍が適応に。 (各論の適応、手技、合併症、治療成績など解説あり)

 骨悪性腫瘍のRFA最多は転移であり、疼痛緩和目的。

・腎ではヒートシンク効果に留意。周囲血流や組織が熱を吸収分散させることで、やや腎盂中枢側に留置させたほうが良い。 ・類骨骨腫では、成功すると早いと24時間以内、遅くとも一週間で疼痛が消失。



後半夜間の画像診断体制の話

これは非放射線科医にも見てほしい🫡 ・日本はCT.MRI数が多く放射線科医が少。 ・被爆、本来必要のない経過観察CT、過剰利用、偶発所見のリスク等の問題 ・依頼時臨床情報共有の問題。(有名な、検査目的『あ』など) ・『とりあえず単純で』で良いのか問題

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