2024年5月18日土曜日

臨床放射線2023.11よりメモ

 ・T2WI高信号の膀胱癌

尿路上皮癌は細胞外間質にヒアルロン酸が病理的に増加することが知られている。症例では豊富な粘液様間質(拡散制限なし)がMRIでも確認でき、T2WI高信号からは腺癌,炎症浮腫も鑑別となる。

・胃神経鞘腫 大きいと潰瘍,壊死,囊胞変性あり、GISTと鑑別。FDG集積は、良悪性やGISTとの鑑別に難しく、peritumoral lymphoid cuff(病理での腫瘍周囲のリンパ球浸潤)に相関し、これは消化管由来神経鞘腫で高頻度。反応性リンパ節腫大も多い。

・クーパー靭帯内進展の乳管内成分を伴う乳癌 エコーで前方境界線を超えていたが、浸潤部でなく、乳管内病変だった。
・副腎転移の辺側に緩和照射したら、対側も縮小。 鼻腔の悪性黒色腫術後で、照射外の腫瘍部縮小はアブスコパル効果という。

・進行副乳癌の検討 副乳癌というには①潜在性乳癌を含めた転移の否定②周囲に乳腺組織があり、その乳腺組織が固有乳腺と連続しない③脂腺,汗腺癌などの組織的類似の病変除外、が必要。治療ガイドラインは既存乳癌に沿ってが多い。

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