2024年5月18日土曜日

臨床放射線2023.7よりメモ

 特集はPET。保険適応になった変遷や、アミロイド、乳腺、炎症など総説。

・EGPAで肝動脈瘤破裂。 通常小動脈が血管病変首座だが、中動脈も。なので中動脈を侵すPANが鑑別。喘息性気管支炎、好酸球の肺炎,副鼻腔炎,腸炎,胸膜炎がないかチェック。

・遺伝性血管性浮腫 C1-INH遺伝子異常で全身皮膚や粘膜に繰り返し血管性浮腫をきたす。症例は若年,腹痛,短時間に消化管の異なる部位で浮腫性肥厚を認めた。家族歴と血清C4低下をチェック。
・放射線皮膚炎に強酸性水。 強酸性水は通常、強力殺菌,皮膚再生能力の改善効果があるが、照射後は回避が良い。

・早期梅毒肝炎 肝内胆管癌に類似の胆管周囲の弱い造影効果があり、2期梅毒(トレポネーマが血中散布され皮膚など様々臓器で炎症)であった。 なお1期は侵入門戸病変主体、3期は心血管や脊髄癆,ゴム腫など。肝疾患は3期のゴム腫が有名。

・胃癌結腸転移 放射線腸炎と鑑別に苦慮し、malignant target sign(腫瘍の豊富な粘膜下層は厚く強造影、固有筋層は外層の薄い低吸収)が良いかもだけど難しいことも。
・S状結腸間膜由来の神経鞘腫 珍しいが、サイズ変化なくFDG集積は結構高かった。

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