前半
・脳底動脈から橋に垂直に入る血管がある。脳底動脈は元々2本が1本になったため、右側は右、左側は左の枝が入る。 ・椎骨動脈は左優位が多く、脳底動脈は右凸にカーブする。テント下は細い椎骨動脈(右)に多く、橋梗塞はカーブの内側(左)に多い。 ・MCAは上下に分かれ、それぞれブローカ、ウェルニッケ野に。 ・シルビウス裂=後水平枝 ブローカ野の位置同定には解剖重要!! 島に到達する脳溝の周囲に。 ・髄質動脈は吻合がない 膠芽腫の時に術後深部に梗塞。 ・long insular A.は特に重要。時に副血行路にもなる。 ・Papezの記憶回路 海馬、脳弓から乳頭体、視床前角、帯状回の経路。 視床穿通枝梗塞、脳弓を栄養する前交通動脈の穿通枝(動脈瘤術後に注意)、脳弓後部の障害 (難しい…ニューロの先生はこんなに細かいことを見ているんだなぁと感服) 後半メモ (…は間違えて消してしまった
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