2024年5月18日土曜日

JRS2024春 教育講演11後半口腔癌の治療メモ

 ・口腔がんのフォローは造影CTが多い

・術後の局所は、繊維成分や変形、筋皮弁(もともと筋組織だが脱神経で脂肪化する)。 ・下顎骨再建は金属プレート、自家骨がある。 ・膿瘍、血腫、唾液瘻、(以下は稀な局所合併症として)セローマ、術後性ガマ腫、スクリューのゆるみ。 ・局所再発として、腫瘤形成、皮弁辺縁の不整(皮弁辺縁再発)、骨辺縁の溶骨、神経周囲進展。注意!  ミミッカーとして、顎骨壊死、肉眼組織、舌下腺、術後変化、筋脱神経質性変化。 ・MRIは拡散制限が有用なことが多い。(ADC 1.13カットオフ) ・頭頸部でもMRI ASL撮影が最近有用かも ・最近はdual energy CTの技術応用も (術後ってたくさん所見があって大変なんよな…局所合併症とミミッカーがとくにわかりやすくて良かったです)

0 件のコメント:

コメントを投稿

 【臨床画像2025年増刊 感染症の画像診断】 髄膜炎 ・細菌性髄膜炎:免疫能が比較的発達していない小児や高齢者に。肺炎球菌に治療中に脳梗塞を合併することが知れられている ・ウイルス性髄膜炎:多くの場合画像所見を認めない ・亜急性髄膜炎は1-2週で受診が多く、結核性真菌性など。 ...