2024年5月18日土曜日

JRS2024春 教育講演12乳癌浸潤癌の画像診断メモ

 (前半乳腺MRIはとても初心者に大変良き。スライド日本語なのもありとてもおすすめ。)

・non mass enhancement でDCISでない悪性として、Luminal/HER2タイプ浸潤癌、小葉性浸潤癌。 ・良悪性鑑別によいADCは1.2-1.4 (後半) ・乳管内成分(intraductal component)という用語の推奨。 ・乳管内進展という用語はイメージが異なる、EICは病理できっちり定義されている。 ・広がり、乳頭との距離、大事。 ・小さな造影結節で迷う時は主病変と同じ区域性かみる。 ・Luminal type(ER+/HER2-)はNAC後造影効果が低下していても、腫瘍がもとあった範囲に広範に残存している ・HER2 type(ER-/HER2+)だと造影効果があってもpCRのことも。化療後の線維肉芽組織が多いため。 ・MRIで乳管内成分が見えないこともある(特に浸潤性小葉癌とlow glade DCIS)
(前情報で聞いてた『乳管内成分』の用語推奨。どこかで私は読んで『乳管内癌』の用語使用にしてたけど、確認して変更しようかな…。Pitfallもとても良かったです。)


こちらも
https://twitter.com/enlight524/status/1789842699719147715

0 件のコメント:

コメントを投稿

 【臨床画像2025年増刊 感染症の画像診断】 髄膜炎 ・細菌性髄膜炎:免疫能が比較的発達していない小児や高齢者に。肺炎球菌に治療中に脳梗塞を合併することが知れられている ・ウイルス性髄膜炎:多くの場合画像所見を認めない ・亜急性髄膜炎は1-2週で受診が多く、結核性真菌性など。 ...