・食道閉鎖 Gross分類。胎児MRIは時期や分類に応じて、羊水過多、胃胞缺損、上部食道拡張pouch sign、下咽頭拡張。Pitfallは縦隔嚢胞
・十二指腸閉鎖 膜様型、索条型、離断型。合併奇形多い。Pitfallはdouble bubble signが目立たないとき。 ・小腸閉鎖 膜様型、索条型、離断型、特殊型、多発閉鎖型。 ・胎便性腹膜炎 発生時期で、線維癒着型、嚢胞型、汎発型。Pitfallは臍帯潰瘍(出血をきたしたりで予後不良だが診断が難しい)。 ・腸回転異常 中腸軸捻転のリスク。Whirlpool sign, Corkscrew sign 。鑑別に腸間膜嚢腫による捻転。 (小児の画像は見る機会が限られるものの、画像…しかも連続画像がたくさんで、ためになりました。)
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【臨床画像2025年増刊 感染症の画像診断】 髄膜炎 ・細菌性髄膜炎:免疫能が比較的発達していない小児や高齢者に。肺炎球菌に治療中に脳梗塞を合併することが知れられている ・ウイルス性髄膜炎:多くの場合画像所見を認めない ・亜急性髄膜炎は1-2週で受診が多く、結核性真菌性など。 ...
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早期神経梅毒 ・第一期(早期)梅毒、第二期梅毒(早期)梅毒、潜伏梅毒、第三期(晩期)梅毒と、進行する。 ・神経梅毒は、第三期梅毒での脳実質を侵す進行麻痺や脊髄瘻が有名。 ・しかし、感染直後から中枢神経に浸潤するので、早期からも症状が起こりうる。 ・第一期第二期梅毒の25-6...
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頚部の神経鞘腫 ・頭蓋内の傍突起神経膠細胞は、頭蓋外で神経鞘であるSchwann細胞に移行するが、このSchwann細胞から発生。そのため、頭蓋内外の移行部~末梢神経に発生。 なお、神経線維腫はシュワン細胞のみならず、神経周膜細胞や線維芽細胞に類似した細胞がいりまじった腫瘍 ...
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