2024年5月18日土曜日

JRS2024春 教育講演21前半膵疾患の病理メモ

 ・AIP

リンパ球形質細胞の高度浸潤影や線維化、花むしろ線維化、閉塞性静脈炎、IgG4陽性細胞。  type2はIgG4と関係なく、潰瘍性大腸炎と関連。 ・膵内副脾は嚢胞化多い。上皮がCA19-9を産生する。 ・膵管癌  管状腺癌が主。特徴として線維が強い。超高分化な癌がある。 ・IPMNは胃型、腸型、膵胆型がある。 ・IOPN(Intraductal oncocytic papillary neoplasm)はIPMNの亜型と考えられていたが独立。 ・MCN 卵巣様間質、夏みかん様。 ・漿液性嚢胞腺腫 ほとんど良性 ・MEN NET(カルチノイド)、NEC(肺の小細胞癌や大細胞癌と同じで稀)、MiNEN(混在)に分けられる。嚢胞変性多い。 ・セロトニン産生腫瘍は主膵管のまわりにしかできず、小さくても膵管閉塞させる。 ・基本NET≠NEC。区別しないと治療反応も違う。シンチ(オクトレオスキャン)でSSTR発現をみる。 ・SPN  男性もそこそこいる。女性ホルモンの影響で大きくなる。そのため非高齢女性だと大きくなり、出血壊死をきたしやすく、男性例は充実性多い(思春期男性はそうでもない)。 ・腺房癌 (膵腫瘍おさらい+α(SPNあたり)でとても良かったです)

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