→骨髄炎
・血行性、血液循環不全による二次性(糖尿病)、局所汚染(術後や外傷)に分けられる ・成長期子供だと、長期的に成長障害のおそれ。骨端軟骨細胞損傷による骨端発育障害、局所血流亢進による長軸方向の成長亢進。 ・偏心性のBrodie膿瘍はしばしば骨腫瘍と鑑別問題に。ペナンブラ含めた4層構造。 ・5歳以下だと神経芽腫転移.LCH、5歳以上だと白血病.Ewing.骨肉腫と鑑別大事。 →軟部感染 ・壊死性筋炎は、ガスとか筋膜にそった3mmとか画像所見はあるけど、あくまで臨床診断。 ・軟部感染の鑑別として、心不全、リンパ浮腫、静脈血栓。筋膜炎、膠原病、外傷性や横紋筋融解症、糖尿病性筋壊死など。 (普段よく読むとこなので、大変興味深かったです
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【臨床画像2025年増刊 感染症の画像診断】 髄膜炎 ・細菌性髄膜炎:免疫能が比較的発達していない小児や高齢者に。肺炎球菌に治療中に脳梗塞を合併することが知れられている ・ウイルス性髄膜炎:多くの場合画像所見を認めない ・亜急性髄膜炎は1-2週で受診が多く、結核性真菌性など。 ...
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前立腺癌の最近のpitfall PI-PADS 2.1評価が前提。 『cribriform pattern(篩状構造)』 『IDC-P(既存の前立腺導管内に腫瘍増殖)』の前立腺癌は MRIでT2WI高信号化しやすいので、注意。 臨床放射線2023.12増刊号より 『見逃す...
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早期神経梅毒 ・第一期(早期)梅毒、第二期梅毒(早期)梅毒、潜伏梅毒、第三期(晩期)梅毒と、進行する。 ・神経梅毒は、第三期梅毒での脳実質を侵す進行麻痺や脊髄瘻が有名。 ・しかし、感染直後から中枢神経に浸潤するので、早期からも症状が起こりうる。 ・第一期第二期梅毒の25-6...
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頚部の神経鞘腫 ・頭蓋内の傍突起神経膠細胞は、頭蓋外で神経鞘であるSchwann細胞に移行するが、このSchwann細胞から発生。そのため、頭蓋内外の移行部~末梢神経に発生。 なお、神経線維腫はシュワン細胞のみならず、神経周膜細胞や線維芽細胞に類似した細胞がいりまじった腫瘍 ...
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