2024年5月18日土曜日

JRS2024春 教育講演26 前半副腎腫瘍の診断,治療メモ

 ・機能性のことがある

・副腎腫瘍は4cmを超えると悪性の可能性 ・腺腫 脂肪含有。クッシング症候群のうちACTH非依存は60%で大半は副腎腺腫。(ACTH依存性の大半は下垂体腺腫=クッシング病) ・副腎が形態を保って腫大すると過形成 ・病変は小さいことも多く、画像のみでは無理なこともある。頑張って探す&静脈サンプリングを検討する。 ・褐色細胞腫/パラガングリオーマ 典型例は少なく、嚢胞状だったり不均一だったり。画像のみでは難しいことが多い。  副腎腫瘍に脂肪が確認できないときは、無理に診断せず。褐色細胞腫の除外をする ・原発性アルドステロン症 高血圧の原因。 (副腎機能性腫瘍は画像だけじゃ無理という限界を理解して次の手を進めるの大事…。後半のアンギオや手技はIVR医には刺さりそうな内容でした)

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