2024年5月18日土曜日

JRS2024春 教育講演35前半 稀な膵癌や膵充実性腫瘍メモ

・粘液癌 生検などきっかけに遊走性血栓性静脈炎 ・低粘着性癌(poorly cohesive ca.) 印環細胞癌のサブタイプとも言われていた。胃発生多い。悪性度高い。クローン病と関連。リンパ節転移多い ・印環細胞癌 ・髄様癌 家族歴重要 ・腺扁平上皮癌 膵外分泌悪性腫瘍。悪性度高い。PTHrP産生で高Ca血症に。リング状造影効果と腫瘍栓。 ・肝様癌 肝細胞癌に類似。AFP高値。 ・ラブドイド形質を伴う大細胞癌 肺に多い。 ・未分化癌 過去に退行性癌。サイズが大きい。 ・破骨様巨細胞腫を伴う未分化癌 骨巨細胞腫に似る。腫瘍内出血、鉄沈着。 ・腺房細胞癌 膵外分泌酵素(リパーゼ)を分泌すると皮下結節、脂肪壊死、関節炎。3つのサブタイプ。 ・膵芽腫 平均4歳。肝転移多い。 ・充実性偽乳頭状腫瘍(SPN) 境界明瞭で出血壊死、時に石灰化。 ・機能性膵内分泌腫瘍 悪性になるにつれ早期濃染が乏しく。インスリノーマ、次いでガストリノーマ。 ・非機能性膵内分泌腫瘍 時に大きくなり転移を伴う ・MiNEN(『ミネン』神経内分泌腫瘍と非神経内分泌腫瘍が混在) 腺癌多い。 ・悪性リンパ腫 ・膵転移 (全然聞いたことない組織型が盛り沢山。すごくまとまっているけれど、私には『ミネン疑い』とか書ける気が今のところしません)

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